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みらいしごと図鑑

プログラミングに科学教室、シンガポールで人気の習い事と将来の夢は?

アーティスト日記さん

諸岡:今回も日記ちゃんお願いします。『マナビモ!みらいしごと図鑑』ゲストはタレント日記さんです。日記ちゃんと言うと、タレントさんとして、モデルさんとしての顔もあるんですけど、絵がね!アーティストとしても(活動してるよね)。 

日記:絵はねやっぱりもろもろ好きで、今も子育てしながら時間があるとなるべく描くようにしていて。 

諸岡:時間ある? (笑)

日記:ないの〜。だからさあ、もう朝早起きして描くか、夜な夜な描くか。それぐらいの時間しかないんだけど。やっぱり続けることが大事だなと思って。ちょこちょこ、ちょこちょこ描いてるんだけど。 

諸岡:日記ちゃん自身は、そういう、絵とかって習ったりしたの? 

日記:いや、私はね、やってないに等しくって。本当に私は、自分の感性っていうか、頭で想像したものを描くだけ?きちんとした絵ですか?っていうともう、とんでもない!って感じだけど。 

諸岡:独創的は独創的だよね! 

日記:いやああ、好き嫌いがあると思うんだけど。 

シンガポールの習いごと事情

諸岡:シンガポールは、そういう、絵を習うのは一般的なのかな? 

日記:絵の教室とかはいっぱいあって、私が住んでる周りでも、ちょっと歩くだけど「あ、ここにもある、ここにもある!」みたいな。3〜4個ぐらいアート教室とかあったりして。だから割と人気なのかもしれない、シンガポールでも。 

諸岡:あ、そうなんだ。 

日記:それこそ絶対にマストで中国語・数学・国語は習いにいく人が多いから、どちらかというと教育のためにと言うよりかは、ちょっとこう、気持ちをほぐすためにというか、個性をもっと見つけていこうと言う方向で習っている人が多いかなぁ。だからね、値段もピンキリで。それこそ教室、高いところもあれば、コミュニティセンターで安く絵を習えますよとか、20ドルくらいで1日参加でもOKですよとか。それでみんな、通ってる人も多いかな。 

諸岡:そういう中で、子供たちに一番人気の習い事とか、お母さんたちがこれは絶対習わせたいみたいなのってなんだろう? 

日記:なんだろうなあ。なんかね、あれなんていうの?LEGO教室みたいな。 

諸岡:あー、はいはい、プログラミングとかでレゴを動かすみたいな? 

日記:そうだね、プログラミングとか。あと、それこそ科学実験的なのをするようなサイエンス的な習い事はやっぱり、学校の方面でも繋がるし、やってて子ども達も楽しいみたいなことで、人気があるかもしれない。 

諸岡:なるほど。日本も今だいぶそういう・・・プログラミング、今年からね、小学校で授業をやるようになったから、前もって習わせようみたいなことで、すっごい増えたんだよね。 

日記:へえ。あれ見ててなんか面白そうだもんね。大人が見てても、ちょっとこれどうなんの!?結果どうなんの?って。あとはやっぱり、シンガポールだとどうしても、学校行って塾行ってで、なかなか外で元気に遊ぶって言う時間が取れないから、だから習い事としてサッカーを入れてみたりとか、野球を入れてみたりしている友達は多いかもしれない。 

諸岡:日本だと運動能力の落ちてる子どもが増えていて。習い事をできる家庭、だから、習い事にお金を出せる家庭の子どもが運動能力のある子ってなってきてるらしいのね。  

2017年度に小・中学生6000人を対象に調査した結果 年収が高い世帯ほど子どもの体力もあることが分かったそうです。 

調査した筑波大学、清水紀宏教授は、 「世帯収入が子どものスポーツへの支出に影響し、 結果として体力格差が生まれていると考えられる」と指摘しました。(『中日新聞』2020年8月4日)

諸岡:貧富の差みたいなものが体力の差にも影響しているというのがショックで。 

日記:ああ、そうなんだねえ。 

シンガポールではこんな問題が! 

日記:やっぱり勉強勉強で運動不足になっちゃう。学校でももちろん体育とかはあるんだけど、オンライン授業になってもそれこそYouTubeとかで運動したりとかってあるけど、それだけじゃやっぱり発散しきれてなくて、イライラしちゃったりとか、やっぱり子どもを見ててもあるから。そう思うとやっぱり勉強勉強で何もしないよりかは、遊ぶってすごく大事なんだな~って、日々感じてる。もうちょっと外で遊んだりとか、子どもらしいことがあっても良いんじゃないかなとは思う。 

諸岡:なるほど。そうね。一長一短みたいなところはあるかもね。 

みらいの仕事は?

 諸岡:今ある仕事が将来消えて、今の子どもたちは現在存在しない職業に就くことになる、みたいな話があって。子どもたちは今、どういう職業に就きたいとか、将来の夢みたいなものってあるのかな? 

日記:それはね、うちの子の話とか、うちの子の友達の話になっちゃうから、全部が全部はわからないんだけど。ナショナルサービス(シンガポールの軍)に行かなきゃいけないから、それに仕向けて学校もいろんな授業をしてるってのもあるからなんだけど、割と、警察官になりたいとか、消防士になりたい、看護師になりたいっていう人が多い。 

諸岡:すごーい。正義感みたいなこと? 

日記:なんだと思う! 

諸岡:誰かの役に立ちたい? 

日記:役に立ちたいとか、強くなりたいとか、うーん。 

諸岡:人の役に立ってる!ちゃんとお仕事してる!という実感が持てそうな仕事をイメージしてるんだね。

日記:そうなの。なんかね、コロナの時も「これを見てね~」みたいな感じで 学校の宿題の1つで YouTubeが送られてくるんだけど。それとか見てても、子どもがみるからショックを受けない感じで、でも今ある現実を伝えるとかいうテーマで、看護師さんたちや病院の先生がどういう風に頑張ってるかというのを、子どもがわかりやすいから集中してみるし、それを見てやっぱりなんらかを思うから、「あ~、なんかお医者さんになりたい」と、そうやって夢見る子が増えてきてるみたいで。 

諸岡:すごーい。っていうか、そういうYouTubeの動画を、国がちゃんと作るんだ? 

日記:そう!面白いんだよほんとに!それなんかね、アフロのおっさんが出てきて、ここにわざとデキモノとか作って。で、それだけで食いつくじゃない?子どもは。 

諸岡:あー、なるほどなるほど。 

日記:そういう人たちが、面白おかしく、わざとシングリッシュで歌いながら、「毎回手をあわうんだぞー」とか、「このまま鼻ほじって鼻クソとるんじゃないんだぞー」とか、わざとそういうのを言って、自分で意識させるみたいなの。そういうのが多くて。 

諸岡:子どもたちに楽しく学んでもらおうっていうのがすごいんだね。

日記:うーん、なんか、でもそれも最近なんじゃないかな?って思ったりもするんだけど。それこそ、10年前に来た時とか、絵を描くのが好きで~とか言ってても、「いやあ、絵を教える教室とか行っても子どもが、マジメに教えることしかやってくれない教室が多いから、絵を習いに行っても、もう辞めたいって帰ってくる子が多いのよ」って言ってたのが、もう10年経って今は、それこそさっき言ったみたいに、いっぱい色んな教室が増えてて、みんなが行きたい行きたい教室に変わってきてるとか言ってるから。やっぱり、やり方も変わってきてるのかな~と思うと、今後が楽しみだなとは思うけど。どうなるのか。 

シンガポールの保護者が子供に期待する職業って?

諸岡:そうだねえ。逆にじゃあ、お父さんとかお母さんは、将来お子さんにどうなってほしいとか、一般的にシンガポールでは思われてるんだろう? 

日記:なんかね、それも、面白いなと思うのが意見それぞれで。やっぱりシンガポールに住んでるし、教育これだけ頑張ってるから、やっぱNS(ナショナルサービス)も良いところに行ってパイロットになるんだぞ!とか、警察官になるんだぞ!とか いう人もいれば、もうそういうエリート教育っていうのは、今の時代いらないから、それこそ国がもっと変わるべきだし、もっと個人個人の意思を尊重して個性を伸ばしていってほしいから、女優さんになってほしい!とか。あとは、スイミング大好きだからそういうのでオリンピックでるのよ~とか言ったりとかいう人とか。割といろんな考えが増えてきてて。 

日記家の将来の夢

諸岡:日記ちゃん自身は6人の子どもちゃんたちにそれぞれどんな風になっていってもらいたいですか? 

日記:どんな風になんのかな、あの子達?いやでも、6人いるから 色んな道に進んでほしいなとは思うし。かと言って 親がこれになってほしいってものに進んでくれるなんてないから。今の時点では 色んなところに行けるんだぞっていう、枝をたくさん作ってあげたいなとはずっと思ってて。だから何になって欲しいかなっていうとあれだけど、まあ、とりあえず今お金かかってるから!お金稼いでもらって!あと老後は頼むよ!みたいなね(笑) 

諸岡:そっちか(笑)。いやあでも、人生楽しんでるイメージだよね。 

日記:だといいんだけどね。そう、だから絵を描きたいって言った時に、「今忙しいから」って言うよりかは、時間を割いてでも一緒に絵を描こうっていう時間を取ってみたりとか、プールに行きたいって言えば「よーしプール行こう」って体動かしたりとか。割と、子どもが言ったことに関してはなるべく一緒にやってあげたいなーとは思ってて。それが今後に繋がるし、色んなものを、色んな世界を見れて、良いのかなと思ったりとかじゃするだけど、親と子どもの考えることは違うから、難しいですよね! 

諸岡:いやでも、楽しみ!そんなふうに、子どもがやりたいって言ったことにちゃんと応えて、面倒臭がることもなく水着に着替えてプールに行ったりとか、絵を一緒に書いたりとか、そう言うことって本当に大事な気がするし、掴んでいく能力は身につきそうな感じはする。

日記:確かに。なんかもういっつも思うのが、親は子どもに教えてる教えてるって、つい思い込んでしまうんだけど、でもなんか実際、親ってもう歳だしもう成長がグイグイ行かないって思うと、グイグイ行ってんのはどっちだって思うと、「あ、子どもですよね!」みたいな。そう思うと、親がナントカナントカ言っても 結構古い考えだったりとかもするから、だったら子どもの意見を尊重して「あ、そうかもしれない。そうかもしれない」ってやってくと、いつも割とスムーズに進むし、子どももこうだよこうだよって自分で考えて喋る能力もつくかなーって最近思ってて。だから、ついガミガミ言っちゃいそうになるのをぐっと堪えて。 

諸岡:すごいねー。なんか本当に頑張ってるなーと思って、お母さん。 

日記:いや、そうやって口ではうまく言えても、実際は、「なんでやってないのー!(怒)」みたいなことしょっちゅうだし。 

諸岡:でもさ、その子供から教わるって話、日記ちゃんのインスタで見てすごい印象的だったのが、FAMILYっていう文字。FAMILYのFがFatherで、Aがandで、MがMotherで、IとLとYがI LoveYouって書いてあって。Father And Mother I Love Youっていうのが、いやあ素敵〜、それがFAMILYなんだ〜みたいな。 

日記:そうだよね。 

諸岡:あれって誰が書いたの? 

日記:それから(長男)がやっぱり、先生から聞いてきたんじゃないかな。いつも学校から帰ってくると、そういうの聞くと、「うわ!なんか意外にすごいじゃん」みたいな、「なかなかやるねー!」みたいなことばっかりで。だからいっぱい子どもに教えてもらって。 

諸岡:うん。いやあ、じゃあ、いろんなお話聞かせてもらって、4週にわたって ありがとうございました〜。日記ちゃん! 

日記:いやあ、こちらこそありがとうございました! 

諸岡:本当に6人のお母さんってすごいわ。これからも、シンガポールの情報と子育て情報、発信してください! 

日記:わかりました。任せてください! 

諸岡:ありがとうございました。 

日記:ありがとうございました。バイバイ! 

日記さんプロフィール

モデル、タレント、女優。「王様のブランチ」「世界ふしぎ発見!」のレポーターとして活躍。現在は、シンガポールに移住し6人の子を育てる。
instagram:
https://www.instagram.com/nikkinonikki/
ブログ:
NIKKI DIARY IN SINGAPORE

編集後記

日記さんに聞く、シンガポール教育事情編が、今回で終了です。
移住して10年、6人の子育てをしながら見えるシンガポールのことについて教えていただきました。諸岡も子育てをしていますが、1人でも大変で・・・まして働きながらとなると本当に・・・。ただ、自分の周りの世界や日本国内だけでなく、海外の教育事情も知ることで見えてくることもある気がしています。また是非、こういった海外の教育事情について聞くインタビューも実施したいと思いますのでご期待ください。