世界一周の航海王 せかいいっしゅう    こうかいおう コロンブス

イタリア出身の冒険家にして、航海者にして、征服者にして……奴隷商人。そんな数多の顔を持つ人物こそ、クリストファー・コロンブスだ。大航海時代においてキリスト教圏の白人としてアメリカ大陸へ到達した功績で知られているね。
と言ってもコロンブス以前からヴァイキングが到達していたらしいことから、「ヨーロッパとアメリカ大陸をつなぐ航路を発見したこと」「地球が球体であることを立証したこと」が真の功績といってもいいだろうね。
ちなみに「アメリカ」という名前はコロンブスがアメリカ大陸に上陸してから11年後、1503年に発表された論文「新大陸」の著者アメリゴ・ヴェスプッチに由来するんだ。これはコロンブスがアメリカ大陸のことをずっとアジアだと思っていたからなんだって。