ほら吹き卿       ふ    きょう ミュンヒハウゼン男爵                     だんしゃく

ミュンヒハウゼン男爵は18世紀に実在したプロイセンの貴族だ! そしてこの実在した「プロイセン貴族カール・フリードリヒ・ヒエロニュムス」が自身をモデルとして語った、『ほら吹き男爵の冒険譚』の主人公もまたミュンヒハウゼン男爵! ……スゴク=ヤヤコシイ!
史実のミュンヒハウゼン男爵は戦いで身を立てるためロシアへと渡り活躍した軍人で、二人いた兄が戦死したためミュンヒハウゼン家を継いだ後は誠実な人物だったとされるんだ。そんな彼が晩年に周囲の人を集めて語った、フィクションを交えて面白おかしく語った自身の体験談が『ほら吹き男爵の冒険』というワケだね。