幽閉塔の長髪姫
ラプンツェル
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- 女傑
- レア度
-
- ニガテ
- 斬撃


「ラプンツェル」はドイツのグリム童話に登場する女の子だ! 名前の由来は妊婦が食べると体に良いとされたノヂシャと呼ばれる食用の葉っぱのこと。名前が付けられるに至るまではこんなお話があるんだよ。
……とある夫婦の妻が妊娠中に体調を崩してしまい、その身を案じた夫が隣の家に生えていたノヂシャを入手しようとしたところ、住んでいた魔女に「ノヂシャが欲しければ生まれてきた子を私に寄こすように」と言われてしまうんだ。日に日に瘦せ衰えていく妻を見て苦渋の選択を迫られ、生まれてきた子供を渡す決断をしてしまう夫。その甲斐あって妻の体調は回復し、かわいらしい女の子も無事生まれることになった……けれどすぐにその女の子は魔女によって連れ去られてしまう。その女の子こそが「ラプンツェル」なんだ。
彼女は森の中にある入口のない塔に連れていかれ、そしてそこで育てられることになるんだよ。出入りするのは彼女の長い髪をはしご代わりにしてやってくる魔女だけ。かわいそうだよねえ……。
