ワラキアの小竜公
ヴラド・ドラクリア
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ヴラド・ドラクリアことヴラド三世は、東欧に位置する小国ワラキア公国の君主だ。そして生涯において戦い続け、勝利をもぎ取った相手こそ、ルネサンス期ヨーロッパを恐怖のどん底に叩き落した超大国のオスマン帝国! スゴイ!
けれども後世、国を護るために行った数々の苛烈な政策を批判され、特にキリスト教カトリックを信仰していた国々からは「悪魔の子」と呼ばれてしまうんだ。そのイメージからやがて吸血鬼信仰と結び付けられ、アイルランドの作家ブラム・ストーカーの描いた小説「ドラキュラ」に登場する吸血鬼のモデルとなったことでその流れは決定的なものになってしまったんだよ。
実際本来のドラキュラ――ドラクリアという称号はお父さんのヴラド二世が持っていた「ドラクル(竜公)」という称号が由来で、ヴラド三世はお父さんと同じ名前だったから「息子の方の竜公」という意味で「ドラクリア(小竜公)」と呼ばれただけなんだ。だから実は吸血鬼と関係なかったりするぞ。
