無知なる無垢 むち        むく 胡亥 こがい

史実において始皇帝の後を継いで二世皇帝となったのが胡亥! 父である始皇帝の寵臣だった趙高と李斯によって担ぎ上げられ即位したんだ。でも即位後は政治にほとんど関与せず、李斯と趙高にすべてを任せて酒色に耽っていたんだって。
その結果統一したばかりでまだまだ不安定だった国内は乱れに乱れ、始皇帝の統一からわずか15年で秦は滅亡してしまうのだ。なんてひどい!
ただ滅亡の責任をすべて胡亥に負わせるのは少々酷で、晩年の悪政と死の淵まで太子を立てなかったがため偽勅を許してしまった始皇帝や、権力を握った後に暴虐の限りを尽くした趙高にも責任があることは忘れちゃいけないよ!